CookBook

IM-FormaDesignerで作成したフォーム内でIME入力モードを制御する方法【IE・EDGE】

投稿日:2017-12-01 更新日:

注意事項
    Microsoft Edge 41 より ime-mode 属性は利用できなくなりました。

このCookbookでは、IM-FormaDesignerで作成したフォーム内の
画面アイテム「文字列」と画面アイテム「グリッドテーブル」のIME入力モードを制御する方法を紹介します。

入力モードを制御することにより誤入力と手間を減らし、ユーザビリティの高いフォームを作ることができます。

完成イメージ

各入力アイテムをクリックし、IME入力モードが制御されることを確認できます。

完成サンプル

以下の完成サンプルをダウンロードしてご活用ください。
なお、以下のサンプルはintra-mart Accel Platform 2017 Winterの環境を利用して作成したものです。
2017 Winterより前のバージョンでは正常に動作しない可能性があります。

IM-FormaDesigner インポート資材 : im_cookbook_115988_forma.zip

ローカル環境で表示させる場合は、以下のURLにアクセスしてください。
http://localhost:8080/imart/forma/normal/view/regist_application_view/im_cookbook_115988_ime_control
なおベースURLである以下の部分は、環境に合わせて適宜変更してください。
http://localhost:8080/imart

レシピ

  1. 各アイテムを配置する。
  2. 画面アイテム「文字列」のIME入力モードを制御するためのスクリプトを設定する。
  3. 画面アイテム「グリッドテーブル」のIME入力モードを制御するためのスクリプトを設定する。

1. 各アイテムを配置する。

IM-FormaDesignerでフォームを作成し、画面アイテム「文字列」、画面アイテム「スクリプト」、画面アイテム「グリッドテーブル」を配置してください。

2. 画面アイテム「文字列」のIME入力モードを制御するためのスクリプトを設定する。

画面アイテム「スクリプト」を使用することで、実行画面を開いた際にスクリプトを実行させることができます。

今回は一つの画面アイテム「スクリプト」に対し、まとめて複数の画面アイテム「文字列」のスクリプトコードを設定します。

以下のスクリプトコードを設定してください。
%フィールド識別ID%には、画面アイテム「文字列」のフィールド識別IDを記述します。

3. 画面アイテム「グリッドテーブル」のIME入力モードを制御するためのスクリプトを設定する。

画面アイテム「グリッドテーブル」は他の画面アイテムとは動作仕様が異るため、
列ごとのフォーカスインイベントで個別にスクリプトを登録する必要があります。

設定を行うには、アクション設定からテーブルイベントタブに移動します。
フォーカスインイベントを選択し、カスタムスクリプトを設定する画面を開きます。

以下のスクリプトコードを設定してください。
%フィールド識別ID%には、画面アイテム「グリッドテーブル」の列のフィールド識別IDを記述します。
ime-modeの指定は2.を参照してください。

いかがでしたでしょうか。IEまたはEdgeをご利用でしたら是非試してみてください。

-CookBook
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

imuiListTableでセルに配置したアイコンから別画面に遷移する方法

このCookBookでは、imuiListTableでセルに配置したアイコンから別画面に遷移する方法について紹介しています。 imuiListTableについての詳細はAPIドキュメントを参照してくだ …

no image

FormaDesignerで作成したフォーム内でカーソル遷移を制御する方法

このCookbookでは、FormaDesignerで作成したフォーム内でカーソル遷移を制御する方法を紹介します。 Tabキーを使ったカーソル遷移を考慮し、ユーザビリティが高いフォームを作成しましょう …

no image

外部連携を利用して簡単な相関チェックを行う方法

このCookbookでは、外部連携を利用して簡単な相関チェックを行う方法を紹介します。 この方法を活用することにより、簡単な入力チェックであれば、Formaユーザプログラムの入力チェックを作成せずに外 …

no image

Formaの実行画面でアクセスログを収集する

このCookBookでは、Formaの実行画面で、アクセスログを収集する方法を紹介します。 サンプルでは、登録画面を開いた時点とデータ登録を実行した時点で、ログを収集します。 ログを収集することで、登 …

no image

IM-BloomMaker フォーム部品(Bulma)を使用したバリデーション処理の作成

このCookBookでは、intra-mart Accel Platform 2020 Summer から利用可能になったコンテンツ種別「Bulma」の「フォーム部品(Bulma)」を使用したバリデー …