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IM-FormaDesignerで作成したフォーム内でIME入力モードを制御する方法【IE・EDGE】

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このCookbookでは、IM-FormaDesignerで作成したフォーム内の
画面アイテム「文字列」と画面アイテム「グリッドテーブル」のIME入力モードを制御する方法を紹介します。

入力モードを制御することにより誤入力と手間を減らし、ユーザビリティの高いフォームを作ることができます。

完成イメージ

各入力アイテムをクリックし、IME入力モードが制御されることを確認できます。

完成サンプル

以下の完成サンプルをダウンロードしてご活用ください。
なお、以下のサンプルはintra-mart Accel Platform 2017 Winterの環境を利用して作成したものです。
2017 Winterより前のバージョンでは正常に動作しない可能性があります。

IM-FormaDesigner インポート資材 : im_cookbook_115988_forma.zip

ローカル環境で表示させる場合は、以下のURLにアクセスしてください。
http://localhost:8080/imart/forma/normal/view/regist_application_view/im_cookbook_115988_ime_control
なおベースURLである以下の部分は、環境に合わせて適宜変更してください。
http://localhost:8080/imart

レシピ

  1. 各アイテムを配置する。
  2. 画面アイテム「文字列」のIME入力モードを制御するためのスクリプトを設定する。
  3. 画面アイテム「グリッドテーブル」のIME入力モードを制御するためのスクリプトを設定する。

1. 各アイテムを配置する。

IM-FormaDesignerでフォームを作成し、画面アイテム「文字列」、画面アイテム「スクリプト」、画面アイテム「グリッドテーブル」を配置してください。

2. 画面アイテム「文字列」のIME入力モードを制御するためのスクリプトを設定する。

画面アイテム「スクリプト」を使用することで、実行画面を開いた際にスクリプトを実行させることができます。

今回は一つの画面アイテム「スクリプト」に対し、まとめて複数の画面アイテム「文字列」のスクリプトコードを設定します。

以下のスクリプトコードを設定してください。
%フィールド識別ID%には、画面アイテム「文字列」のフィールド識別IDを記述します。

3. 画面アイテム「グリッドテーブル」のIME入力モードを制御するためのスクリプトを設定する。

画面アイテム「グリッドテーブル」は他の画面アイテムとは動作仕様が異るため、
列ごとのフォーカスインイベントで個別にスクリプトを登録する必要があります。

設定を行うには、アクション設定からテーブルイベントタブに移動します。
フォーカスインイベントを選択し、カスタムスクリプトを設定する画面を開きます。

以下のスクリプトコードを設定してください。
%フィールド識別ID%には、画面アイテム「グリッドテーブル」の列のフィールド識別IDを記述します。
ime-modeの指定は2.を参照してください。

いかがでしたでしょうか。IEまたはEdgeをご利用でしたら是非試してみてください。

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