開発Blog

e Builder Ver.7.2 プラグイン提供計画

投稿日:

e Builder は、Eclipse のプラグインですが現在eclipseや依存するプラグインで構成された「All in One」で提供しています。

しかし、「プラグインで提供してほしい」という声をよくいただきます!!

そこで現在、プラグインのみで提供できる準備を進めております。

具体的には、これまで3つのフィーチャーで構成していましたが、目的に応じた6つのフィーチャーに分割して提供する予定です。

フィーチャー名 説明
intra-mart e Builder Application Developer Application Developer用のフィーチャー
intra-mart e Builder Application Producer Application Producer用のフィーチャー
intra-mart e Builder Manual マニュアル用のフィーチャー

↓↓ 以下のように、「intra-mart e Builder Application Developer」を4つに分割します。

フィーチャー名 説明
intra-mart e Builder Application Developer Application Developer用のフィーチャー
intra-mart e Builder Application Developer
Foundation Tools
開発(デバッグ、単体テスト機能)で構成される最小のフィーチャー
intra-mart e Builder Application Developer
im-JavaEE Tools
im-JavaEE開発支援ツールで構成されるフィーチャー
intra-mart e Builder Application Developer
Maskat Tools
Maskat開発支援ツールで構成されるフィーチャー
intra-mart e Builder Application Developer
Visual Designer Tools
JSPおよびHTML(プレゼンテーションページ)のデザイナツールで構成されるフィーチャー
intra-mart e Builder Application Producer Application Producer用のフィーチャー
intra-mart e Builder Manual マニュアル用のフィーチャー

特に注目していただきたいフィーチャーは、「intra-mart e Builder Application Developer Foundation Tools」です。

このフィーチャーには、以下の機能が含まれます。

  • Application Developerプロジェクト作成機能
  • デバッグサーバ起動機能
  • Java開発デバッグ機能
  • スクリプト開発デバッグ機能 ※ファンクションコンテナ(JS)エディタ含む
  • Java開発単体テスト(JUnit)機能
  • スクリプト開発単体テスト(im-JsUnit)機能

そして、eclipse 3.4.2 (Eclipse IDE for Java EE Developers) にこのフィーチャーをインストールするだけで動作します!!
※Mac OS X v10.6 Snow Leopardでも動作を確認♪

スクリプト開発をするのであれば、十分な機能が揃っていると思ってます。
また、im-JavaEEではなくS2を使ったシステム開発の場合もこのフィーチャに含まれる機能だけで十分だと思います。

このように、必要な機能だけを自分のeclipseに「プラグイン」できるようになります。
必要なプラグインだけをインストールすることで、eclipseを「軽く」することもできるでしょう。
今年の技術者交流会では、スクリプト開発においてはeBuilderではなく、テキストエディタを利用しているという声も多かったです。その理由は、エディタ自体が「軽い」からだと思ってます。私自身も簡単な修正であればテキストエディタで修正することが多い(笑)。eclipseをスマートにすることで少しでも軽く、少しでも使いやすくできればと思っております!!

しかし、Application Producer を利用する場合、リリースノートに記載したプラグインをすべてインストールする「面倒くささ」は残ります。

そのため、「All in One」形式での提供はこれまでどおり行なう予定です。
プラグイン形式での提供は、更新サイトからダウンロードできるような形式でご提供する予定です。10末のpatch01リリース時より提供を開始したいと現在がんばっております!
他に「XXで提供してほしい」という場合には、是非コメントください!

ちなみに、本当は、「intra-mart e Builder Application Developer Foundation Tools」をeclipse 3.6対応したかった。。
でも、既存プラグインが、eclipse 3.4 ベースで作られていました。eclipse 3.6 に対応するためには大幅に作り直さないといけない。。 → がんばりまーす!

-開発Blog
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

intra-mart Advent Calendar 2013 第22日:アナウンス機能について(2013 Winter新機能)

この記事は、intra-mart Advent Calendar 2013 第22日の記事です。 今回は、Accel Platform 2013 Winter(Felicia)からの新機能、アナウンス …

no image

iPhone/iPad用アプリケーション im-scheduler リリース!!

先日、10月22日に弊社イベント Enterprise Web Solution 2010に多数の方がご参加頂き、 ありがとうございました。 実は、そのイベントの裏で、ひっそりと、 iPhone/iP …

no image

Webアプリケーションサーバ情報取得ツール intra-mart Server-eye

Server-eye とは? Web application serverの情報を、ネットワークを介して手元のブラウザで見ることができます。ブラウザの画面はHTML5およびAjax(JavaScrip …

no image

intra-mart Advent Calendar 2013 第9日:Resin Adminのご紹介

この記事は、intra-mart Advent Calendar 2013 第9日の記事です。 Accel Platformからの標準のWebアプリケーションサーバであるResin 4.0は、運用面の …

no image

intra-mart Advent Calendar 2013 第10日:認可サブジェクトの拡張方法

この記事は、intra-mart Advent Calendar 2013 第10日の記事です。 今回は「認可サブジェクトの拡張方法」をご紹介したいと思います。 intra-mart Accel Pl …