開発Blog

トラブル時の現状把握に必要な情報

投稿日:2004-05-06 更新日:


※下記内容は、過去のintra-mart(Ver4.3以前)に関する内容です。
最新のintra-martでは、異なる情報であることがありますので、ご注意ください。


大規模システムが増加するに従い、弊社営業にもトラブル時に緊急支援を依頼されるケー スが増えて参りました。
弊社でも、特約店皆様からの要請にすばやく対応するために、事前に以下の情報提供をお願いすることになります。
トラブル時には当資料の記述に従い、必要な情報を送信するようにしてください。皆様のご協力をよろしくお願いします。

 


1.各サーバプロセス(各サービスプラットホーム)のインストールディレクトリ
内にある起動情報ファイル(environment.txt)を、どのサーバプロセス
(サービスプラットホーム)のファイルかわかるような状態で事前にお送りいた
だく。

2.各サーバプロセス(各サービスプラットホーム)のインストールディレクトリ
内にあるlog ディレクトリー内の全てのログファイルを事象発生時間の前後1時間
だけの状態に編集し、どのサーバプロセス(サービスプラットホーム)の
どのファイルかがわかるような状態で事前にお送りいただく。

3.各サーバプロセス(各サービスプラットホーム)のメモリーログを事象発生時間
の前後1時間だけの状態に編集し、どのサーバプロセス(サービスプラットホーム)
のファイルかかわかるような状態で事前にお送りいただく。

4.通常運用時(事象発生時以外)の各サーバプロセス(各サービスプラットホーム
)のメモリーログを一日分(0:00~23:59)に編集し、どのサーバプロセス(サービ
スプラットホーム)のファイルかかわかるような状態で事前にお送りいただく。

5.intra-mart構成(intra-martで使用している部分のネットワーク構成も含む)だ
けが記載されているシステム構成図(※他の情報が混在していると混乱を招きか
ねないので)

6.事象発生時に各サーバプロセス(各サービスプラットホーム)がどのような状態
にあったのか、各サーバプロセス(サービスプラットホーム)単位でかかわかる
ようなレポートを事前にお送りいただく。

■レポートいただく際の最低限記載いただく内容
・事象の発生時間
各サーバプロセス(各サービス)稼動のOS上の時刻を発生時点で確実に記録
したものを記載願います
・場所
各サーバプロセス(各サービス)の名称で記載
・メモリー状況
各サーバプロセス(各サービスプラットホーム、各サービス)が稼動する
環境のサーバプロセス(サービスプラットホーム、サービス)稼動前のOS
側のFreeメモリー量(仮想メモリ除く)、各サーバプロセス(各サービス
プラットホーム)に割り当てたJavaVMのヒープメモリ量(-Xms、-Xmx)及
び、事象発生時のJavaVMのFreeヒープメモリ量をどのサーバプロセス(サ
ービスプラットホーム、サービス)かがわかる状態で記載
※フレームワークをご利用の場合には、各アプリケーションサーバのログもご送付ください。

■レポートいただく記載語句の整理
・落ちた
Javaプロセスが存在していない状態は落ちたと記載
・止まった
Javaプロセスが存在するが、JavaプロセスがCPUを使用していない状態は
止まったと記載
・ハングアップ
Javaプロセスが存在するが、そのプロセスがかなり多くのCPUを使用して
いる状態はハングアップと記載

●チューニング作業を行う為に必要な条件
1.通常稼動時間帯で、通常どおりシステムが使われている時間帯であること
2.なおかつ調整&試行を繰り返す為、1日もしくは数日間、何度も再起
動できる状態
3.運用に見合ったキャパシティーが無い場合は、調整作業を行っても
状況が改善されません。

ご不明点はinfo@intra-mart.jpに お願いいたします。

-開発Blog
-

執筆者:

関連記事

no image

社員が運営するコーヒーサービス

こんにちは、開発本部の久我と申します。 高松さんからのパスを受けて、今回は私が普段会社でやっている(というより、やらせていただいている)ことを少しだけご紹介してみたいと思います。 とは言っても、何か特 …

no image

社員が運営するタイ料理ランチケータリングサービス

こんにちは。エンタープライズソリューション本部の久木田(通称くっきー)と申します。 この会社のタイ料理店の店長をしています。 最近、矢野さんのトイレの空き状況の見える化システムや高松さんの社員が運営す …

no image

intra-mart製品の外字対応方針について

<intra-mart製品の外字対応方針について> 以前より問い合わせの多いintra-mart製品の外字対応方針について資料をまとめましたので参考にしてください。 (1)BM/FW Ver.5 Fo …

no image

Formaでのスクリプト開発生産性向上

先日開催されました技術者交流会にて、クライアントサイドスクリプトを利用したFormaDesignerの画面開発が難しいという声を多くいただきました。 そこで、今回のブログ記事では、交流会の場で挙がった …

no image

intra-mart Advent Calendar 2013 第6日:実は、認可設定状況確認(/tenant/authz/view) というかあるんですよ!

この記事は、intra-mart Advent Calendar 2013 第6日の記事です。 あまり知られていないであろう機能を紹介する今年のAdvent Calendar、今回は、あまり知られてい …