※下記内容は、過去のintra-mart(Ver4.3以前)に関する内容です。
最新のintra-martでは、異なる情報であることがありますので、ご注意ください。
現在までカスタマーサポートに届いた情報を元に安定的な稼動に成功している事例に共通する事項をまとめてみました。 Out of Memoryのエラー等が発生しているシステム等で有効な情報ですので、ご参考ください。
安定稼動のTips
以下の事項は、安定稼動が達成されているシステム要件と安定稼動を実現する為に行われたSun JavaVMのパラメ ータチューニングについてより具体的な情報を記載いたします。
●安定稼動のシステム要件(番号は安定稼動順です)
・OS
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1. Solaris
2. Linux
3. その他のUnix
4. Windows系
※Windows系に比べUnix系がいずれも安定的に稼動するようです。
・intra-martシステム稼動前のFreeメモリ容量 (1サーバ当りの容量で仮想メモリは含みません。)
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1. 2GByte以上
2. 1.5Gbyte以上
3. 1GByte以上
※1サーバ当り2GByte以上が望ましいようです。
・ネットワーク構成
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1. システム単独でネットワークを構成。外部とはWEBのみ接続されている。
2. APPサーバとバックエンドサーバ間はできるだけ太い回線を使用している。(1000Base-T等)
●安定的な稼動を実現したSun JavaVMのパラメータについて
・安定的稼動を実現した情報の中で一番多い設定を記述ます。
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Unix系
-Xms=1024m -Xmx=1024m
-XX:PermSize=256m -XX:MaxPermSize=256m
-XX:NewSize=320m -XX:MaxNewSize=320m
-XX:SurvivorRatio=2 -XX:TargetSurvivorRatio=80
Windows系
-Xrs -Xms=1024m -Xmx=1024m
-XX:PermSize=256m -XX:MaxPermSize=256m
-XX:NewSize=320m -XX:MaxNewSize=320m
-XX:SurvivorRatio=2 -XX:TargetSurvivorRatio=80
※上記パラメータは複数行で表現されておりますが実際に設定される場合は一行です。
※上記パラメータを用いる場合、システム稼動前のFreeメモリ容量(仮想メモリは含みません。)は2Gbyte必要です。
※お客様環境によっては上記設定が適合しない可能性が多分にございますので、必ずお客様環境に合わせて設定内容の変更を行ってください。
※JavaVMの「-Xnoclassgc」オプションは、ページベース開発モデルを利用時に障害が発生する恐れがありますので、使用しないで下さい。
※上記パラメータの概要は以下のURLの内容をご覧ください。
http://java.sun.com/docs/hotspot/VMOptions.html