デジビBlog

「高松商店」のデジタル化事例のご紹介~その2~

投稿日:2018-08-07 更新日:

こんにちは。デジタルビジネス推進室の高松です。

高松商店のデジタル化について、前回の続きでご紹介させていただきます。

アイスボタンを作りました

高松商店では、アイスも100円でお買い求め頂けます。

しかし、最近の猛暑のおかげで補充が追いつきません。。
冷凍庫一杯のアイスも4日で空っぽになります。


余談ですが、イントラマートではチョコモナカジャンボが大人気です。(本当に余談)

私がオフィスにいる時はこまめに様子を見れるのですが、今は社外常駐してるため、気を抜くとすぐ空になっています。
また、以前の記事でご紹介した在庫カメラも、冷凍庫の中まではわかりません。。

そこで作ったのが、「アイスダッシュボタン」です。
amazonで売っているあれですね。

ボタンを押すと、以下のようにIMBoxにメッセージが飛ぶようになっています。


単純な仕組みですが、欠品防止には効果絶大です!

ちなみに構成はこんな感じです。


数行のLambdaコードと、IM-LogicDesignerのフローで実現しています。

簡単に作れるので、アイデア次第で、色々なところに応用できそうですね。

クラウドソーシング的な運営支援システム

「品だし誰がやるの??」

私の社外常駐が決まり、一番の課題でした。
高松商店はいわゆる片手間ビジネスですが、それでもたまにメンテナンスしないと維持できません。

「クラウドソーシング」とか言うと少し大げさですが、高松商店の運営をタスク化し、小額のお礼で手伝ってもらう仕組みを運用しています。

高松商店の「タスク」は大きく分けて3つあります。
①商品の品出し
②商品の搬入
③集金

全部やっても30分も掛からないため、お昼休みやスキマ時間でご支援を頂くようにしています。

この日々のタスクの管理で活用しているのが、「IM-Spreadsheet」です!

このように毎日のタスク内容を記載しておき、ご支援頂ける方に予めお名前を入れてもらう仕組みです。

お礼を支払ったかどうかの管理も、スプレッドシート上でチェックしています。

IM-Spreadsheetを使うと、このような管理ツールがとても簡単に作れるのがいいですね。
ちなみに、この管理シートを作るのに掛かった時間はわずか30分です。最高のEUCツールですね。

常駐が始まってから3ヶ月経ちますが、
この運営支援システムのおかげで、高松商店は営業を継続できています。

なんとなくまとめ

今回ご紹介させて頂いた「ボタン」も「スプレッドシート」も、技術的には単純なものですが、工夫をすることで、簡単な仕組みで大きな効果を得ることができました。

きっとこの考え方は、業務のデジタル化を考える上でも重要な要素なのだと思います。

皆さんの業務改革の、ちょっとしたヒントにでもなれば幸いです!

-デジビBlog

執筆者:


  1. […] 前回ご紹介したIoTボタンについて、「作り方を教えてほしい」という話を頂いたので、ご紹介します。 […]

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

Python活用

こんにちは。デジビ生田です。 最近、PoCを進める中でJava以外の言語、例えばPythonを利用する機会も増えてきました。 今回はPythonについて Python、個人的に利用する理由は以下です。 …

【EWS】今年もやります【DX展示】

こんにちは。デジタルビジネス推進室の関根です。 今年もEWSの季節がやってまいりました! → EWS2019特設サイト ← 今年のテーマは RPAのその先へ データとAIで働き方は変わる! intra …

【EWS】「業務自動化」に向けたステップアップ【DX展示】

こんにちは。 デジタルビジネス推進室(デジビ)の関根です。 今回は、今年のDX展示内容について、すこ~しだけご紹介します。 intra-mart流の業務プロセス自動化研究ステップ 現在デジタルビジネス …

jetson-nano-1-title

ディープラーニング用の環境を作ってみた編【深層学習】

こんにちは、デジビの堀内です。 いきなりですが、在庫の管理って大変じゃないですか? 物流業界の方はもちろんですが、弊社でも在庫の管理を行っています。 それは社内備品の管理です。 こういった社内備品の管 …

intra-mart BIORAブース – サーモセンサーとAI音声チャット –

こんにちは。デジタルビジネス推進室の関根です。 今回はサーモセンサーとAI音声チャットについて記載致します。