CookBook

標準の画面アイテムを利用して「先頭へ戻る」ボタンを実現する

投稿日:2018-08-02 更新日:

このCookBookでは、標準の画面アイテムを利用して「先頭へ戻る」ボタンを実現する方法について紹介しています。
本稿では、表示する項目が多く縦長い画面で下へスクロールすると右下に「先頭へ戻る」ボタンが現れ、スクロールではなくボタンの操作で先頭へ戻る機能を想定しています。
また、先頭へ戻るとボタンは画面から消えます。

サンプルでは、汎用アイテム「ボタン(イベント)」を利用していますが、表示アイテム「イメージ」を利用しても同様な機能が実現できます。
イメージは、画像を利用するためデザインに関係なくイメージで「先頭へ戻る」を実現できます。
他のボタンアイテムとデザインが被り、区別して使いたい場合には表示アイテム「イメージ」を利用してください。

完成イメージ


表示する項目が多く縦長い画面でスクロールすると画面の右下に「先頭へ戻る」ボタンが現れ、ボタンの操作で先頭へ戻ると画面からボタンが消えます。

完成サンプル

以下の完成サンプルをダウンロードしてご活用ください。

レシピ

  1. BIS定義を登録する
  2. 汎用アイテム「ボタン(イベント)」を配置する
  3. 汎用アイテム「スクリプト」を配置する
  4. アクション設定のカスタムスクリプトを追加する

BIS定義を登録する

スクロールが発生する画面を作成します。

汎用アイテム「ボタン(イベント)」を配置する

画面に汎用アイテム「ボタン(イベント)」を配置し、スクリプトに先頭へ戻る処理を実装します。
初期表示イベントのカスタムスクリプトでボタン(イベント)の位置を右下に調整するので、配置位置は任意です。
サンプルでは、ボタン(イベント)を特定するために最初に配置することを前提としています。
IM-BIS for Accel Platform IM-BIS デザイナヘルプ - ボタン(イベント)

汎用アイテム「スクリプト」を配置する

画面に汎用アイテム「スクリプト」を配置し、スクリプトに「先頭へ戻る」ボタンの表示、非表示の制御を実装します。
IM-BIS for Accel Platform IM-BIS デザイナヘルプ - スクリプト

アクション設定のカスタムスクリプトを追加する

アクション設定のカスタムスクリプトにスクロールでも「先頭へ戻る」ボタンの位置が固定されるように実装します。
IM-BIS for Accel Platform IM-BIS 仕様書 - アクション設定

-CookBook
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

IM-BloomMaker のアクション「変数に一覧データから選択したものを代入する」の使い方

このCookBookでは、「変数に一覧データから選択したものを代入する」アクションの使用方法について紹介します。 「変数に一覧データから選択したものを代入する」アクションは、一覧データをダイアログの画 …

no image

IM-BloomMaker Bulma のタブを使用したページ切り替え処理の作り方

このCookBookでは、Bulma のタブコンポーネントを使用したページ切り替え処理について紹介します。 完成イメージ 初期表示時 「Page2」タブ選択時 完成サンプル 以下の完成サンプルをダウン …

IM-BloomMaker グラフエレメントの使い方(基本編)

このCookBookでは、intra-mart Accel Platform 2019 Winter から利用可能になった IM-BloomMaker のグラフエレメントの使い方について紹介しています …

no image

未完了案件・完了案件を全て削除する方法

このCookBookでは、LogicDesignerを利用してワークフローの未完了案件・完了案件を一括削除する方法を紹介します。 開発環境のお掃除に役立つTipsです。 削除した案件は復元することがで …

no image

Forma標準アプリとIM-LogicDesignerを利用してBISワークフローの一括承認画面を作成する

このCookBookでは、Forma標準アプリとLogicDesignerを利用して、BISワークフローの一括承認画面を作成する方法を紹介します。 完成イメージ ① 承認を実施するフローとノードを設定 …