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No.7 Excel 出力 → 他システム(別サーバ)連携

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この記事は、EWS 2017で行われたLogicDesignerの講演内容に関する記事です。

こちらの例では、ファイルサーバ等他のサーバと連携し、別サーバ上のファイルを更新できます。
ロジックフローの実行には、ジョブスケジューラ機能を利用するとファイルによるマスタ更新などの定期業務を自動化できます。

前提条件

このサンプルの利用には以下の前提条件があります。

  • IM-LogicDesigner 2017 Summer以降のバージョンであること
  • サンプルデータのインポートが行われていること
  • 対象の環境に以下の製品・機能が導入済みであること
  • IM-LogicDesigner Excel連携
  • IM-SSH ( intra-mart AccelPlatform > 追加機能 > 外部システム連携機能 )
  • [No.5 外部サイトの定期監視]のサンプルに含まれるDDLで定義されているテーブルが作成済みであり、1件以上のデータが登録されていること

サンプル

以下のサンプルをダウンロードしてご利用ください。

サンプルに含まれる定義情報は以下の表のとおりです。

種類 定義名 補足説明
ユーザ定義(sql) サードパーティライブラリ情報 SELECT サードパーティライブラリの監視対象テーブルから対象を取得するユーザ定義です。(「No.5 外部サイトの定期監視」に添付されている定義と同じ内容です。)
ユーザ定義(Excel出力) サードパーティライブラリ情報Excel書き出し サードパーティライブラリの監視対象テーブルの情報をExcelファイルに出力するユーザ定義です。
ロジックフロー DBテーブルをExcelに書き出し別サーバに転送 登録したスケジュールをIMBoxに自動投稿するためのロジックフローです。
  • ファイル操作によるテンプレートファイルの配置 : [file-ews_2017_4.zip]
  • システム管理者またはテナント管理者によるファイル操作から以下のファイルをパブリックストレージ直下にアップロードしてください。
    DBから取得した値を出力するExcelファイルのテンプレートとして利用します。
  • 手順の詳細は以下のドキュメントをご覧ください。
    [システム管理者操作ガイド] - [ファイル操作]

サンプルに含まれるExcelファイルは以下の表のとおりです。

種類 定義名 補足説明
Excel third_party_library_list_template.xlsx サードパーティライブラリの監視対象の一覧を出力するためのテンプレートファイルです。

サンプルは、intra-mart Accel Platform(Advanced) 2017 Summer(8.0.17)で動作確認を行っています。

実行時の事前準備

  1. ロジックフロー「DBテーブルをExcelに書き出し別サーバに転送」の定数に対し、環境設定に基づいて以下の項目を設定してください。
    各項目はタスク「SFTP アップロード」に対応しているため、詳細は[IM-LogicDesigner仕様書] - [SFTP アップロード] を参照してください。

* dest:更新対象のアップロード先のパス(連携先サーバのディレクトリパス)
* host:接続先ホスト(連携先サーバのアドレス)
* port:接続先ポート番号
* user:連携先サーバへの接続時のユーザID
* password:連携先サーバへの接続時のパスワード

実行方法

  1. ロジックフロー「DBテーブルをExcelに書き出し別サーバに転送」をデバッグで実行します。
  2. third_party_library_list_template.xlsx をテンプレートとして、DBから取得した値がパブリックストレージ直下の third_party_library_list.xlsx に書き出されます。
  3. 正常に処理が終了したら、連携先のサーバを確認するとExcelファイルが最新化されていることが確認できます。

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