※下記内容は、過去のintra-mart(Ver4.3以前)に関する内容です。
最新のintra-martでは、異なる情報であることがありますので、ご注意ください。
※以下はAPIリストからの抜粋です。
1.概要
intra-mart BaseModule では、アクセスセキュリティモジュール(ログイン画面)にとらわれない独自のアプリケーション作成を可能にするソリューションを標準機能として提供してい ます。
intra-mart BaseModule において標準で提供されているログイン画面および各種機能画面を必要としない場合、それら画面プログラムをすべて破棄することにより、intra- mart ランタイム・エンジン上で動作するアプリケーションすべてを独自に作成できます。
2.準備(インストール)
intra-mart BaseModule をインストールガイドにしたがってインストールしてください。
分散システムを構築する場合には、すべてのサーバをインストールします。
インストールが完了したら、intra-mart Information Server/pages 直下のすべてのディレクトリを削除してください。
3.準備(ライセンス登録)
アクセスセキュリティモジュールを利用しないで画面を作成する場合、標準で提供される画面をすべて破棄してしまうため、通常の方法でライセンス登録を行う ことができません。
ライセンス登録は、下記の2つの方法のいずれかで行って下さい。
方法1 |
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方法2 | intra-mart BaseModule が正常に動作している状態で、下記のURLをリクエストします。 http://web-server/alias/license/register.html (web-server および alias の部分は環境に合わせて適宜読み替えて下さい。) 上記URLをリクエストするとライセンス登録画面が表示されますので、その画面にてライセンス登録を行って下さい。 |
4.作成(共通)
初期起動ファイル init.js を開いて、中身をすべて削除した後に、init() 関数を作成して同関数内に初期起動プログラムを記述します。
5.作成(intra-mart BaseModule Server)
アプリケーション・プログラムを作成する場合、Information Server のインストール直下にある session.js,main.html main.js を開いて、中身をすべて削除した後に、それぞれ目的にあったプログラムを記述していきます。
アプリケーションの動作概要と、上記スクリプトファイルの動作仕様に関しては、動作概要【 Application Server 篇 】およびPresentation Pageについてを参照して下さい。
6.作成(intra-mart Batch Server)
バッチ・プログラムを作成する場合、Information Server のインストール直下にある batch.js を開いて、中身をすべて削除した後に、仕様に合わせてプログラムを記述していきます。バッチの動作概要と、上記スクリプトファイルの動作仕様に関しては、Batch Programについてを参照して下さい。
7.注意事項
アクセスセキュリティモジュールを利用せずに画面を作成した場合、標準で提供されている一部の機能(API)が利用できません。
利用できないAPI(ページベース開発モデル) |
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利用できないAPI(J2EEベース開発モデル) |
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アクセスセキュリティモジュールを利用せずに画面を作成した場合、[install_directory]/conf/imart.conf 内の設定項目の中で有効に機能しないものがあります。
アクセスセキュリティモジュールを利用せずに画面を作成した場合、intra-mart の他のパッケージおよびアドオン・モジュールを追加インストールすることができません。
以上