こんにちは。 デジタルビジネス推進室(デジビ)の関根です。
今回は研究開発で社内検証している機能を一つご紹介します。
intra-martのポータル画面をBIツールのように使用する機能となります。
デジビダッシュボード
IM-LogicDesignerをETLツールとして
intra-martの様々な機能から登録されるデータや、ログデータを集計し、
ダッシュボード表示するためのデータとして整形します。
整形したデータをポートレットで受け取り、グラフを表示します。
また、グラフとグラフのリンク情報も受け渡すことで
ドリルダウンを行うことも可能となっております。
表示できるグラフの種類
1.Highchartsグラフ
intra-martに同梱されているHighchartsのバージョンで表現できるグラフが表示可能です。
Highchartsデモはこちら(※)
※Highchartsのデモサイトとintra-martで使用できるHighchartsでバージョンと異なる可能性があります。
2.リストテーブル
jqGridを使用したリストテーブルが表示可能です。
この機能を使うことで…?!
例えば、IM-Workflowのデータを使うことで以下のようなグラフが作れます。
・今滞留しているノードはどこか、誰の承認待ち状態となっているか
※標準滞留時間を超えているノード・ユーザの場合、赤色で表示されます。
・差戻しが多いノードはどれなのか、誰が(誰に)差し戻しを行っているか
・現時点での申請件数はどの程度か
※月毎表示と現時点の状況が確認できます。
例えば、IM-BPMのデータを使うことで以下のようなグラフが作れます。
・SLA(Service Level Agreement)基準に対して、現状どこまでタスクを行ったか
・BPMのタスクとして、完了・着手・未着手がどの程度あるか
・日毎のタスク量 × ユーザ毎の作業時間の積上げ。
☆未来日については機械学習で予測を行い、予測タスク量を薄い色、予測作業時間を点線で表現しております。
最後に
今回はintra-martのデータを使用しましたが
他のシステムから取得したデータを、IM-LogicDesignerで読み込ませることで
intra-mart以外のデータを取り込むことも可能です。
様々なシステムに蓄積された情報をまとめ、ダッシュボード表示することで
業務の状況を可視化できます。