この記事は、EWS 2017で行われたLogicDesignerの講演内容に関する記事です。
こちらの例では、LogicDesignerを利用して、入社や組織変更等の発生時に有用なExcelファイルのデータによるユーザの一括登録を実現します。
こちらの実現例では、ユーザの登録と同時に組織やロールの付与、IMBoxのグループへの参加も行います。
前提条件
このサンプルの利用には以下の前提条件があります。
- IM-LogicDesigner 2017 Summer以降のバージョンであること
- サンプルデータのインポートが行われていること
- 対象の環境に以下の製品・機能が導入済みであること
- IMBox
- intra-mart Accel Collaboration
- IM-LogicDesigner Excel連携
サンプル
以下のサンプルをダウンロードしてご利用ください。
- ロジックフロー定義 / 関連する定義 : [im_logicdesigner-ews_2017_5.zip]
- LogicDesignerのインポート機能からインポートしてください。サンプルのユーザ定義、ロジックフローが登録されます。
- 手順の詳細は以下のドキュメントをご覧ください。
[IM-LogicDesigner ユーザ操作ガイド] - [インポートを行う]
サンプルに含まれる定義情報は以下の表のとおりです。
種類 | 定義名 | 補足説明 |
---|---|---|
ユーザ定義(Excel入力) | ユーザー情報読み取り | Excelファイルに記入された登録対象のユーザ情報を読み取るユーザ定義です。 |
ロジックフロー | Excelからアカウント新規登録 | Excelファイルからユーザ登録処理を行うためのロジックフローです。 |
- ファイル操作による登録データファイルの配置 : [file-ews_2017_5.zip]
- システム管理者またはテナント管理者によるファイル操作から、以下の表で示すExcelファイルをパブリックストレージ直下にアップロードしてください。
一括登録を行う元データとして利用します。 - 手順の詳細は以下のドキュメントをご覧ください。
[システム管理者操作ガイド] - [ファイル操作]
サンプルに含まれるExcelファイルは以下の表のとおりです。
種類 | 定義名 | 補足説明 |
---|---|---|
Excel | new_user_list.xlsx | ユーザの一括登録を行うためのデータファイルです。パブリックストレージ直下に配置して下さい。 |
サンプルは、intra-mart Accel Platform(Advanced) 2017 Summer(8.0.17)で動作確認を行っています。
実行時の事前準備
- 登録したユーザが参加するためのIMBoxのグループを作成し、IMBoxグループIDを確認してください。
- パブリックストレージにアップロードされている「new_user_list.xlsx」の内容に登録対象のユーザを入力して、再度ファイルをパブリックストレージにアップロードしてください。
なお、IMBoxグループIDの列には、先の手順で作成したIMBoxグループIDを入力してください。
実行方法
- ロジックフロー「Excelからアカウント新規登録」をデバッグで実行します。
- 正常に処理が終了したら、登録したユーザの情報を確認するとライセンスやロールがファイルの内容どおりに登録できていることが確認できます。