このCookBookでは、ViewCreatorでIM-Workflowのフロー毎の取止め/差戻し案件件数を表示する方法を説明します。
検索条件を変更することで、IM-Workflowの特定の状況をモニタリングすることができます。
完成イメージ
ViewCreatorでIM-Workflowの完了案件の状況を確認する。
完成サンプル
以下の完成サンプルをダウンロードしてご活用ください。
- ViewCreatorクエリ/データ参照
- 解凍したxmlファイルをそれぞれViewCreatorのクエリ/データ参照画面からインポートしてください。
サンプルは以下の環境で動作を確認できます。
- テナント環境セットアップで、サンプルデータがインポート済みであること
レシピ
- ViewCreatorのクエリを作成する。
- ViewCreatorのデータ参照を作成する。
設定項目の詳細は、添付のサンプルを参照してください。
1. ViewCreatorのクエリを作成する。
以下のテーブルを結合し、クエリを作成します。
- 完了案件テーブル(imw_t_cpl_matter)
- 完了案件ロケールテーブル(imw_t_cpl_matter_locale)
- 完了案件タスクテーブル(imw_t_cpl_matter_task)
完了案件タスクテーブルは、ワークフローのタスクが格納されるテーブルです。
各ノードでの処理の結果が格納されています。ステータス(status)カラムで処理の結果を判定します。
今回の場合は、差戻し件数を取得するために、ステータスが差戻し(sendback)のレコードを抽出条件とします。
差戻しは1案件で複数回実施することがあります。本稿のクエリでは1案件で複数回差戻しを実施した場合もカウントします。
取止めの場合は取止め(discontinue)になります。
ステータス(status)に登録されるコード値については、以下のIM-Workflowのテーブル定義書を参照してください。
2. ViewCreatorのデータ参照を作成する。
差戻し件数を表示するために、集計パターンを「サマリ」にします。
ノード毎の差戻し件数を表示するために、フロー名/ノード名のタイプをグループ化とし、タスクIDをカウントにします。
ViewCreatorを利用することで、IM-Workflowの様々な状況をモニタリングすることができます。
本稿で記載の内容以外にも、以下のドキュメントで紹介していますので参照してください。
完成サンプルのところが
「Service Unavailable」と表示されます