このCookBookでは、スレッドダンプの取り方について紹介しています。
以下に手順を説明しますが、スレッドダンプは必ず問題の事象が発生している時に取得してください。
例えば、動作が重い・非同期処理が実行されない、という問題が発生した場合、その現象が発生しているタイミングでスレッドダンプを取得してください。
また一度だけ取得するのではなく、可能であれば間隔をおいて数度取得する事を推奨します。
また、別途ヒープダンプ等も取得している場合、それらの取得処理が終わってからスレッドダンプを取得するように注意してください。
レシピ
- jps コマンドを実行します。
- jstack コマンドを実行します。
1. jps コマンドを実行します。
jps コマンドを実行し、スレッドダンプを取得する対象のプロセスIDを取得します。
2. jstack コマンドを実行します。
jstack コマンドを実行し、スレッドダンプを取得します。
レシピ2
Resin の場合、pdf レポートを生成することで、スレッドダンプを取得できます。
ただし、この方法で取得できるスレッドダンプは、一部のスレッドが省略されてしまいます。
調査等の目的でスレッドダンプを取得したい場合は、jstack コマンドで取得することをお勧めします。
1. resin-admin にログインします
resin-admin を有効にするには事前に以下の設定が必要です。
intra-mart Accel Platform 設定ファイルリファレンス /resin-admin
2. PDF レポートを生成します
左ペインの「sessions」より右ペインの「Generate PDF」ボタンを押下することで PDF レポートを生成できます。
この CookBook では、スレッドダンプの取得方法についてご紹介しました。
是非ご活用ください。