開発Blog

[IM-Workflow Version 7.2 Patch01] をリリースしました。

投稿日:

2010年7月30日に、[IM-Workflow Version 7.2 Patch01] をリリースしました。

通常、パッチリリースは不具合等の修正を目的としています。 そのため、パッチでは機能の追加などは積極的に行わないのですが、IM-Workflow では積極的に機能の追加を行っていく方針です。 

また、IM-Workflow では各パッチにテーマを設けて作業を行っています。

今回のパッチのテーマは、「完成度の向上」です。

完成度を上げるために、機能不足を補うために27件の機能追加、42件の機能改善を行ないました。
詳細については、[history.txt]をご確認ください。

今回の主な追加機能を、ご紹介します。

  • クライアント通知機能に対応

    • クライアント通知で、IM-Workflowの新着をお知らせできるようになりました。
  • IM-ContentsSearchに対応

    • 全文検索で、IM-Workflow の案件を検索できるようになりました。
  • IM-共通マスタのリスナーが追加

    • IM-共通マスタへの追加/変更をIM-Workflow のマスタ情報と連携することができます。
  • マスタ定義のインポート/エクスポート 機能の追加

    • 「開発環境から本番環境へ」と言うように、マスタ定義をインポート/エクスポート出来るようになりました。
  • WEBサービス の追加

    • IM-Workflow のWEBサービスが追加されました。
    • 今回追加されたWEBサービスは、一覧取得/処理(申請・承認等)がメインになります。
    • 今後もWEBサービスは追加していく予定です。

これ以外にも、役立つ機能も追加されていますので、是非 [history.txt] をご確認ください。

次にIM-Workflow ではレスポンスも、大きなテーマと位置付けています。
大規模を想定した運用、大量データを想定した運用にも対応していきますので、各パッチでは随時レスポンスの改善を行っていきます。

パッチリリースに合わせて、ドキュメントも修正されています。

IM-Workflow の目玉機能である「処理対象者プラグイン」の作成方法が [プログラミングガイド]に追記されました。
これにより、標準で提供されている組織やロール等の対象者を決定する仕組みに、独自に作成したプログラムを追加することが可能になりました。
より柔軟性を求められるルートを作成する場合や、業務データを判断材料にするルートを作成する場合などで、ご活用ください。

次回のパッチのテーマは、「互換性への対応」です。

今までお使い頂いたワークフロー(通称、BPW)とIM-Workflow を1画面に表示可能な画面をご提供する予定です。
今回のパッチでも、BPW と Im-Workflow の画面をタブで切り替える画面をご提供しましたが、それを一歩進めた形になります。

これ以外にも、機能追加は行われますので、ご期待ください。

次回パッチリリースは、3ヶ月後の10月末を目標としています。

-開発Blog
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

画面アイテム開発中♪

IM-FormaDesigner パッチ2のリリースに向けて現在、続々と画面アイテムを開発しております。 パッチ2では、以下の11個の画面アイテムを提供できる予定です。 カテゴリ アイテム名 概要 I …

no image

社員が運営するタイ料理ランチケータリングサービス

こんにちは。エンタープライズソリューション本部の久木田(通称くっきー)と申します。 この会社のタイ料理店の店長をしています。 最近、矢野さんのトイレの空き状況の見える化システムや高松さんの社員が運営す …

no image

QRコードの表示

こんにちは、開発本部の榎本です。 intra-mart上での画面開発において、QRコードを利用したいという場合があるかと思います。 今回はhttp://www.d-project.comから配布されて …

no image

iSeries上での開発注意点

iシリーズとはいえ、普通のwindows系のサーバと取扱いは変わりません。 インストールも通常のインストーラで可能です。ただし下記の注意点があります。 1.iシリーズのDB2はEBCDICコード
AP …

no image

統合検索モジュール(ConceptBase連携)について

※下記内容は、過去のintra-mart(Ver4.3以前)に関する内容です。最新のintra-martでは、異なる情報であることがありますので、ご注意ください。 ベースモジュールver2.2(または …