開発Blog

intra-mart Advent Calendar 2013 第16日:ユーティリティメニュー(右上のヤーツ)の機能を追加、削除する方法

投稿日:2013-12-16 更新日:

この記事は、intra-mart Advent Calendar 2013 第16日の記事です。

先日、ご紹介した「intra-mart Advent Calendar 2013 第7日:個人設定メニューの順番を変更する方法(右上のヤーツ)」に関連して、個人設定じゃなくて、「スマートフォン版へ」や「ログアウト」のリンクを消したり、新たに機能を追加する方法を教えてほしいと個別に聞かれましたので、良い機会なので、ご紹介したいと思います。

「スマートフォン版へ」や「ログアウト」のリンクを消す方法:

前回でもご紹介しましたが、標準テーマの右上のメニューは「ユーティリティメニュー」という名称の機能です。このメニュー内の機能は、「ユーティリティプラグイン」という形で、プラグイン構造で追加、削除できるようになっています。よって、製品標準で設定されている「スマートフォン版へ」「PC版」への遷移機能や「ログアウト」機能は、既存のプラグイン設定を無効にすることで画面上から削除することが可能です。

具体的には、

例)「スマートフォン版へ」を消す。

IM-Jugglingで、「plugin/jp.co.intra_mart.ui.theme.utility.item.to_sp」フォルダを作成し、

そのフォルダ内に以下のような空plugin.xmlを配置してください。

この状態で、warファイルを作成して、デプロイし、再起動することで、ユーティリティメニューから削除されます。

※「スマートフォン版へ」の制御は、認可でも設定可能です。(通常はこちらを推奨します。)

以下の画面のように、「モバイルフレームワークのスマートフォンリダイレクタ」を無効にすることで制御可能です。

 

例) 「ログアウト」を消す。

上記と同じく、IM-Jugglingで、「plugin/jp.co.intra_mart.foundation.ui.theme.utility.item.loginlogout」フォルダを作成し、

こちらでも、上記と同じく、作成したフォルダ内に以下のような空plugin.xmlを配置してください。

この状態で、warファイルを作成して、デプロイし、再起動することで、ユーティリティメニューから削除されます。

新規の機能を追加する方法

上記でご説明した通り、ユーティリティメニューに追加するプラグインを作成することになります。これは、ここでは書ききれないので、詳細に記載したマニュアルがありますので、こちらを参照してください。

 
このように、右上のメニュー、ユーティリティメニューに任意の機能を追加したり、外したりできますので、独自の画面などに遷移させるなどのニーズに柔軟に対応できますので、ご活用ください。

-開発Blog

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

iCEC2011 業務スケルトン

4/26に開催された「intra-mart Certified Evangelist Conference 2011(iCEC2011)」での講演資料を公開します。 業務スケルトン 02_Busine …

no image

[IM-Workflow Version 7.2 Patch01] をリリースしました。

2010年7月30日に、[IM-Workflow Version 7.2 Patch01] をリリースしました。 通常、パッチリリースは不具合等の修正を目的としています。 そのため、パッチで …

IM-BloomMaker でリモートワークの報告メールを送信するアプリを作ってみた

はじめに IM-BloomMaker と IM-LogicDesigner で「リモートワークの報告メールを送信するアプリ」を作成したので、公開します。 新型コロナウィルスによる緊急事態宣言を受けて、 …

no image

intra-mart Advent Calendar 2013 第11日:Resin HealthSystemのご紹介

この記事は、intra-mart Advent Calendar 2013 第10日の記事です。 Resinは、アプリケーションが動作しているResin本体とは別にwatchdogという監視サーバが動 …

no image

ロードバランス環境の構築方法

Webサーバと intra-mart Accel Platform 間でロードバランスを行いながら連携を行う設定例を紹介します。 以下の手順を参考として、各種要件・ご利用の環境に合わせて環境構築を行っ …