開発Blog

ワークフロー案件退避ツール

投稿日:2010-02-26 更新日:

こんにちは、開発本部の大西です。

最近、ワークフローモジュールを利用しているユーザ様で、ワークフローの未処理案件一覧や起票済案件一覧の表示が遅くなったというご意見を多数を伺っております。

現行のワークフローモジュールの仕様上、未処理案件のデータも最終承認済みの案件もすべつ同一のテーブル上で管理するようになっていますので、データベースサーバの処理能力次第ですが、案件数が多くなるにつれ、徐々にレスポンスが悪くなってくるケースがあります。

そこで、最終承認済みの案件をワークフローモジュールで利用しているデータベースのテーブルから退避し、全体的な件数を減らすことにより、各一覧画面のレスポンスの向上を図ることができるツールを、製品最新情報ダウンロードページで、「ワークフロー案件退避ツール」として公開しています。(※注意:本モジュールダウンロードの際は、サポートサイトでのダウンロード用のIDとパスワードが必要になります。)

このツールで提供する機能としては、以下の3機能があります。

1.ワークフロー完了案件退避機能

ワークフローの最終承認済みデータ(完了案件)をバッチ処理にて、システムデータソース上の専用のテーブルに退避する機能。
設定ファイルにて、最終承認からシステム日付まで経過した月数で、データを退避するかを指定できます。

2.ワークフロー完了案件退避データ削除機能

システムデータソースに退避したデータをバッチ処理にて、ワークフローモジュールのテーブル上から削除する機能。
設定ファイルにて、最終承認からシステム日付まで経過した月数で、データを削除するかを指定できます。また、退避テーブルへ移行しているかの確認機能もあります。

3.退避データに対する履歴参照機能

システムデータソース上に退避したワークフローデータを参照する画面。
(起票済一案(本人)、処理済一覧(本人)、起票済一覧(代理)、処理済一覧(代理)、管理者用完了案件一覧の画面を用意)

この退避ツールを利用することで、増え続けるデータへの対処が可能になりますので、レスポンスにお困りの方は、導入のご検討をしていただくことをおすすめいたします。

※使用上、以下のような注意事項が、ありますので、十分ご確認の上、ご利用ください。

■「案件退避バッチ」および「案件削除バッチ」(バッチ処理)を実行する前には、データベースのバックアップを行うことを推奨します。

■本提供モジュールでのデータ退避は、ワークフローの標準機能を利用している環境での動作確認を行っておりますが、製品の利用状況やカスタマイズの状況などにより、正常にデータ退避が行えない場合や、退避したデータが正常に参照できない場合があります。

■通常のワークフローデータは、ログイングループデータソースを使用しますが、退避データはシステムデータソースを使用します。ログイングループデータソースとシステムデータソースはログイングループごとに同じ名称を持っていることを前提としています。

■データ退避案件は、システムデータソースに退避されるため、ワークフローモジュールの各画面(起票済・処理済・プロセス操作・モニタリング等)およびAPI で参照および取得することはできません。

■退避されたデータについても、退避データの増加とともにレスポンスの低下が予想されますので、システムデータソースのデータベースを別インスタンスで構築することを推奨します。

■本提供モジュールを使用し、大量のワークフロー案件を退避および削除した場合には、データベースのインデックスの再構築をすることを推奨します。

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