では、第3回、アクセスセキュリティ関連とポータルの機能追加をご紹介します。
■アクセスセキュリティ
1. ログイングループ単位でアプリケーションロール数が設定可能になりました。
イントラネット・スタートパックなどのユーザ単位でライセンス制御を行う、アプリケーションロールに関して、今までは、intra-martシステム全体でしか、利用数を制御できませんでしたが、Ver7.2からログイングループ単位で、利用するアプリケーションロールの数を設定可能になりました。これにより、シェアードグループ会社などでの展開やSaaS環境での利用の際での利便性が向上しました。
2. ログイングループ管理者の「ロール別アカウント一覧」からロールとアカウントの紐付けが可能になりました。
ロール別アカウント一覧という、選択したロールを持つユーザを確認することが画面が以前のVerからあり、これまでは、ユーザの削除は可能でしたが、今回から、ユーザ追加も可能になりました。
3. ポップアップ画面でセッションタイムアウトが発生した場合、「閉じる」ボタンが表示されるようになりました。
別ウインドウなどのポップアップ画面を表示した際に、セッションタイムアウトした場合、これまでは、ログイン画面へ戻るボタンが表示され、親画面はそのままで、ポップアップ画面上に、ログイン画面が表示されるという状態でしたが、Ver7.2からポップアップ画面には「閉じる」ボタンが表示され、ポップアップ画面が閉じられたあとに、親ウインドウにログイン画面が表示されるようになりました。
■ポータル
1.ポートレットのタイトル変更機能が追加されました。
2.グローバルポータルでJSR286のアクション機能、および、イベント機能が利用可能になりました。
3.ポートレット管理画面で、表示用ポートレットをポータルに配置する前にプレビューすることが可能となりました。
4.ポータルのレイアウトに「逆T字分割」が追加されました。
5.タブ順序変更可否設定が可能になりました。
6.ポータルのタブを削除した際、隣のタブがアクティブとなるようになりました。
7.カスタムポートレットから「編集」モードを利用することが可能となりました。
対象となるポートレットの種類は以下の通りです。
・Servlet/JSP ポートレット
8.システム管理者の機能に「ポータル設定」が追加されました。
9.以下の品質改善を行いました。
・クロスサイトスクリプティングの脆弱性に対応しました。
・ブラウザをリロードしても登録処理が再実行されないようになりました。
・ボタンやリンクの二度押しを防止する機能を追加しました。
10.ポータルの表示速度が改善されました。
11.その他、各種ユーザインターフェースの改善を行いました。
上記の内容は、文章で説明してもなかなか伝わりにくいので、動画にしてみました。
・ポートレットのタイトル変更機能が追加されました。
・ポータルのレイアウトに「逆T字分割」が追加されました。
・カスタムポート レットから「編集」モードを利用することが可能となりました。
・ポータルの表示速度が改善されました。
・その他、各種ユーザインター フェースの改善を行いました。
を行っていますので、ぜひ、御覧下さい。