2012-03-26に公開された Apache POI Version 3.8 について、パッケージ名を「org.apache.poi.」から「org.apache.poi_v3_8.」に変更してパッケージしたjarファイルを「製品最新情報ダウンロードページ http://www.intra-mart.jp/download/product/index.html」に公開しました。
※直リンク>poi-3.8-20120326-for_iwp.zip
IWP/AFW Ver.7.2では、標準で Apache POI 3.2 が同梱されております。
Apache POI Version 3.8 をそのまま配置すると、パッケージ名が同じなため、競合してしまいます。
IWP/AFW で Apache POI Version 3.8 の最新機能をご利用になりたい場合は、ぜひこちらをご活用ください!!
ちなみに、、、
POI Version 3.7 が 2010-10-29 にリリースされたので、約2年半の期間を経て Version 3.8-FINAL がリリースされております。
Apache POI Version 3.8 の変更内容(History of Changes)を見てみると、Ver.3.7から3.8にかけて285件の対応がされているみたいですね。
これだけの作業を何人くらいの人が集まってやっているだろうか。。
気になりますねぇ~
ということで、、、
変更内容情報からちょっとだけ掘り下げてみました。
まずVer.3.7から3.8にかけてβ版が5個もでてますね。
変更内容から各バージョンの対応件数の内訳はこんな感じみたいです。
バージョン | 件数 | リリース日 |
---|---|---|
FINAL | 61 | 2012/3/26 |
β5 | 48 | 2011/12/17 |
β4 | 80 | 2011/8/26 |
β3 | 35 | 2011/6/6 |
β2 | 22 | 2011/4/8 |
β1 | 39 | 2011/3/7 |
各バージョン毎でかけた日数(営業日換算、計算式:期間×20日÷30日)から、1件あたりの作業日数を出してみたらこんな感じになりました。
バージョン | 件数 | リリース日 | 期間 | 営業日数 | 作業日数/件 |
---|---|---|---|---|---|
FINAL | 61 | 2012/3/26 | 100 | 66.7 | 1.09 |
β5 | 48 | 2011/12/17 | 113 | 75.3 | 1.57 |
β4 | 80 | 2011/8/26 | 81 | 54.0 | 0.68 |
β3 | 35 | 2011/6/6 | 59 | 39.3 | 1.12 |
β2 | 22 | 2011/4/8 | 32 | 21.3 | 0.97 |
β1 | 39 | 2011/3/7 | 129 | 86.0 | 2.21 |
平均すると、1件あたり約1.2日で対応していますね。
1件対応するのに、要件定義して、設計して、製造して、テストして、レビューしてとやってると思いますが、すごいパワーだと思いました!!