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availability_check を利用した死活監視方法のご紹介

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この CookBook では、availability_check を利用した死活監視方法について紹介しています。
availability_check を利用するには「Resinデータソース設定」モジュールが必要です。
下記のように juggling 上で「Resinデータソース設定」モジュールをチェックして war を作成してください。
(Resin を利用している場合のみ、チェックしてください)

完成イメージ


http://localhost:8080/imart/availability_check/index.jsp にアクセスします。

availability_check 内の処理について

availability_check の中では以下のチェックをしています。

  1. 各種サービス(Server Manager, Task Service 等)の有効状態
  2. テナントデータベースへの接続確認
  3. システムデータベースへの接続確認
  4. パブリックストレージへの接続確認
  5. システムストレージへの接続確認
  6. セッションの無効化

すべてのチェックが問題無ければステータスコードとして 200 を返却します。
そうでない場合、ステータスコードとして 503 (Service Unavailable) を返却します。
ステータスコードをチェックすることで、Accel Platform の状態を簡単にチェックすることができます。

また、availability_check の後処理としてセッションを無効化しているため、死活監視を行う度にセッションが溜まり続けるといった問題を回避しています。

注意点

死活監視を行う間隔を短くしすぎる(例:1秒間隔)事はシステムに負荷をかける事になるため、ご注意ください。
availability_check ではなく /login への監視は、セッションが大量に作成されてしまうためおすすめしません。

まとめ

この CookBook では、availability_check を利用した死活監視方法を紹介しました。
お客様の用途にあわせて是非ご活用ください。

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