CookBook

Payara で Java のリモートデバッグを行う

投稿日:

この CookBook では、Payara のリモートデバッグを行う手順について紹介しています。

レシピ

  1. Payara を設定する
  2. e Builder を設定する
  3. リモートデバッグを行う

1. Payara を設定する

intra-mart Accel Platform intra-mart Accel Platform セットアップガイド (Payara編) - Debug の設定
を参考にして、imart-config の JVM Settings より Debug の Enabled をチェックして有効化します。

デバッグポートは管理コンソールの [Instances] - [imart-instance] の [General] タブの [Debug: Enabled on Port: 29009] から確認できます。
この場合、29009 がリモートデバッグのポートです。

2. e Builder を設定する

e Builder を起動し、[Debug Configurations...] を開きます。

[Remote Java Application] を右クリックし、[New] をクリックします。

[Browse...] をクリックし、リモートデバッグの対象としたいプロジェクトを追加します。
ここで追加したプロジェクトがリモートデバッグの対象になります。

Host に Payara を起動しているマシンの名前/IPアドレスを、Port に Payara 側に設定したリモートデバッグのポート番号を指定します。

接続できた場合、Debug ビューにこのように表示されます。

Debug ビューが表示されていない場合、[Window] - [Show View] - [Other...] - [Debug] より表示できます。

3. リモートデバッグを行う

デバッグしたい行をダブルクリックし、ブレークポイントを設定します。
Payara サーバで該当の処理が実行された際に、ブレークポイントで処理を止めることができます。

あとは、ローカルでデバッグする際と同様の手順でデバッグを行うことができます。

このように、Payara を利用した場合でも Java のリモートデバッグを行うことができます。
是非ご活用ください。

-CookBook

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

ノード毎に入力モード(表示モード)変換を切り替える方法

このCookBookでは、BISワークフローにおいて、ノード毎に各アイテムの入力(表示)モードを切り替える方法を紹介します。 ノード毎に別画面を作成する方法もありますが、本稿ではアクション設定を利用し …

no image

入力画面の後に入力内容の確認画面を設定する方法

このCookbookでは、入力画面からの登録時に入力内容の確認画面を設定する方法を説明します。 この方法は、以下の製品で作成したアプリケーションやフローで利用できます。 IM-FormaDesigne …

no image

ジョブを作成して定期実行する

このCookBookでは、以下の開発モデルでジョブを作成する方法と、作成したジョブを指定した時刻に定期実行する方法を紹介します。 ・スクリプト開発モデル ・JavaEE開発モデル いずれのモデルでもジ …

面グラフの作り方とスプレッドシートとのデータ連携のやり方

このCookBookでは、IM-BloomMaker で作成するアプリケーション画面で面グラフを作成する方法と、グラフエレメントとスプレッドシートのデータ連携のやり方について紹介しています。 IM-B …

no image

IM-LogicDesigner「繰り返し」「分岐」EL式の定義例

このCookBookでは、IM-LogicDesignerの「条件分岐」「繰り返し」制御要素の条件で利用するEL式について定義例を紹介しています。 ここでは主に「 IM-LogicDesigner上で …