IM-Workflowは、パッチにより様々なパラメータが追加されています。
特にパッチ4と先日リリースしたパッチ5での効果が大きいので、以下にご紹介致します。
XMLキャッシュ
パッチ4からの機能です。
一部のXMLファイルをAPサーバでキャッシュすることで、Storage Serviceへのアクセスを減らします。
- 設定箇所
- not-use-xml-file-cache を false に設定 ※デフォルト:false
- xml-file-cache-store-second にキャッシュ時間を設定 ※デフォルト:15秒
ファイルトランザクションレベル
リリース当初からある設定ですが、パッチ5からは、クエリ発行回数が変化します。
必須ファイルのみ生成することで、クエリの発行回数と、Storage Serviceへのアクセスを減らします。
- 設定箇所
- transaction-file-level を 1 に設定 ※デフォルト:2
※備考:パッチ4までは、1に設定しても、クエリ発行回数は変わりません
処理対象者プラグインキャッシュ
パッチ5の機能で、処理対象者プラグインの検索結果をキャッシュします。
同一ユーザ/同一フロー/同一処理対象者などの場合に、2回目以降のクエリ発行が無くなります。
- 設定箇所
- not-use-plugin-result-cache を false に設定 ※デフォルト:false
- plugin-result-cache-store-minute にキャッシュ時間を設定 ※デフォルト:60分
各パラメータの効果は、環境やフローや各タスクでの設定状態により大きくことなりますので、この場で、数字的なものは提示できませんが、すべて、効果が見込める設定ですので、IM-Workflowを利用して頂く場合、試していただくことを強くおすすめ致します。