この記事は、intra-mart Advent Calendar 2013 第5日の記事です。
ViewCreatorは、データベースのテーブルを参照するツールとご紹介してきましたが、実は、Accel PlatformのViewCreatorでは、データベース以外に格納されたデータを扱うためのインターフェースを用意しています。標準では、CSVファイルとログファイルを参照するための実装を提供しています。
その他のデータも各インターフェースに準拠したものを用意していただければ、ViewCreator上で参照可能になります。
標準で提供している、CSVファイルやログファイルの場合は、プログラムを書くことなく、以下の画面のファイルリソース管理で、簡単な設定をするだけでViewCretor上で扱うことができます。
この画面で登録したCSVファイルやログファイルは、クエリ編集画面で、接続IDが「files」というものを選択すると表示され、通常のデータベースのテーブルを選択するようにクエリ編集が可能になります。
当然ですが、元々が、ファイルですので、データベースのテーブルのように、複数のファイルやデータベースのテーブルとJoinしたり、where句を直接編集して条件を記述するということはできません。
そのようなニーズが発生した場合やファイルのデータサイズを大きい場合は、ファイルリソース管理画面で、データベースとの連携欄の「テーブルを作成してデータ連動する」を有効にすることで、指定したファイルをデータベース上のテーブルにインポートすることが可能です。このデータベース連携機能を用いることで、外部システムから提供されたCSVデータをこの機能でデータベースのテーブルにインポートし、IM上のプログラムで利用する簡単なデータ連携の仕組みとしても利用できると思います。
製品標準では、CSVファイルやログファイルだけですが、冒頭でも紹介したとおり、独自に、固定長ファイルの取り込みや、他システムのデータを直接参照といったことも実現可能ですので、いろいろと駆使してみてください。
参考:「ViewCreator 管理者操作ガイド / 外部データソースの利用」