この記事は、intra-mart Advent Calendar 2013 第14日の記事です。
別の記事を考えていたのですが、昨日だけで、この内容を3回も聞かれたので、意外と皆さんお困りだと思いますので、急遽、IMBoxを抜いた構成のAccel Platformをインストールする方法、つまり、Cassandaを用意しなくても動かせる方法をご紹介します。
Accel Platformでは、インストーラー兼構成管理ツールとして、IM-Jugglingを利用します。このIM-Jugglingで必要な機能だけ選択してwarファイルを作成できると各所でご説明しています。
しかし、実際、IMBoxを入れない構成のAccel Platformを作ろうと思っても、手順を間違うと、IMBoxが入ったwarファイルが作成され、起動時にIMBoxで利用するCassandraに接続できないエラーが延々と流れ、テナント環境セットアップでCassandraにデータが作成できないので、エラーになります。
じゃ、どうすりゃいいの?ということになるので、単刀直入に答えを書くと。
の赤線の部分、
- IMBox
- IMBoxスマートフォン
- IMBoxポートレット
- IM-ContentsSearch for IMBox
- IM-FileExchange IMBox連携
を外しください。
なお、アプリケーションを追加している場合は、IM-ContentsSearchやIM-FileExchangeのようにIMBox連携しているモジュールの選択を外してください。
これで、保存して、warファイルを作成することで、IMBoxなし、Cassandra不要のAccel Platformが利用可能です。
でも、これって邪魔臭いですよね?なので、2013/12/20以降にIM-Jugglingを起動すると更新チェックがかかり、最新版に更新されると以下のように、モジュールを右クリックすると「このモジュールを利用している機能を全て非選択とします」という機能が追加されます。
IMBoxの場合も、IMBox本体を選択して、右クリックから「このモジュールを利用している機能を全て非選択とします」を選択することで、上記に記載したことを自動で処理するようになります。
この記事では、IMBoxが悪者のように書いていますが、IMBox自体、弊社内でもAccelPlatformの中でも、一番利用されているコミュニケーションツールで、非常に便利で有用な機能ですので、IMBoxありのAccel Platformで使ってもらえると非常に嬉しいです。